未婚看護師は訳あり物件?


転職をして何回も職場を変わっていると、出会いを探している沢山の看護師さんに会う。


若いのに、お金があるのに、可愛くて綺麗なのに。


看護師さん達はそろって言う。


「出会いがないからねー。」




ある調査によると、一般女性に比べて、30代の看護師の未婚率は2倍近く高いなんて聞くけれど


本当に出会いが無いだけなのか?



本当に結婚がしたかったら必死に相手を探すだろうし、そのために労力をかけたり、お金をかけることもするだろう。

看護師さんは自分の外見やスキルにお金をかけている人が多い。

しかし、考えてみれば、他人に対して時間やお金をかけることってあるだろうか?


もともと仕事で人の世話をしている看護師。プライベートでも人の世話なんてしたくないわよ!というのが本音。

プライベートくらい自分のケアをしたいし、自分のペースを乱されたく無いのが本音。

だから、プライベートの時こそ、自分の息抜きをしてバランスを保っているのだ。


身の回りの看護師さんをみると、未婚率と同じように離婚率も平均より2倍近く高いんじゃないかという印象がある。


白衣の天使に釣られてやってくる人もわからんでも無いけれど、イメージと実際のギャップもあるんだと思う。


原因は、金遣いが荒いとか、休みが合わないとか気が強いとか色々あると思うけれど。

自分を大事にしなければ大好きな仕事を続けていけないから。


自分を保ってこその自分だから。


その前提があると思うんだよね。




看護師の職場は色々。

でも極端に言えばこのストレスにうまく耐えられて最低限のことができれば、マイペースに仕事をしていても、多少人格に問題があっても、標準以上の給料がもらえる仕事。


それは、プライベートを重視するのが当たり前。


だから、
看護師で出会いを探している人は、

仕事を応援してくれて、ペースや人格を尊重してくれて、たまに為になる意見を添えてくれて、職場と家庭以外の逃げ場を認めてくれて、疲れた時は癒してくれる


そんな人を求めれば良いと思う。


家事を手伝ってくれれば尚良しといったところか。



それに加えて、自分も尊重できる相手を探すこと、相手が何をしたら喜んでくれるか考える気持ちを持つことが大事だと思う。



看護師さんは出会いがないんじゃなくて、出会いがあったとしても続かないという話も聞く。


単純に相手がいること、相手のために時間やお金を使うことのメリットを見出せないというのが本当のところじゃないかと。


看護の世界では、ワークライフバランスなんて言葉を使って職場の意識が変わったと話す人もいるけれど、職場の上司や病院の体質によって左右されるのが現実。

休みの日も、めまぐるしく変わる業界の研修や勉強会に参加することも少なくない。

休みの日、プライベートな時空間は、とても貴重なのだ。


基本的時間外労働があっても、人間関係のストレスがあっても、「お金がもらえるから」「経験が積めるから」と言って割り切って働く。

生活レベルを落としたくなくて仕事を続けている、そんな人も多いんじゃないか。


愛する家族がいても、ストレスを上手く調整できなくて、病気を抱えながら働く看護師も多い。



言い過ぎな部分も多少あるかもしれないが、看護の現場はストレスがかかり過ぎて、仕事は嫌いじゃなくてみんなお金はそこそこあるのに、虚しそうに見えるときもあった。



誰しも、支えを必要としている。


未婚看護師は、決して訳あり物件ではない。

特別なことがなければ、そうならざるを得ない状態なのだ。(相手から無条件で好かれるとか、学生時代からの付き合いとか)



良いご縁を探している人は、
良いご縁がありますように!


さて、お仕事頑張ってこよう!


(了)